インビザラインという見えない矯正方法がある

マウスピース

インビザラインという歯列矯正があることをご存知でしょうか。
インビザラインとは、マウスピースによって治療を行うアメリカで開発された新しい矯正方法です。
日本でも10年ほど前から本格的に導入され、これまでに全世界で340万人以上の人がインビザライン治療を受けています。

インビザラインの最大のメリットは、装置が目立たないということです。
インビザライン治療にはプラスチック製の透明なマウスピースを使用します。
そのため、装着していてもまわりからはほとんどわかりません。

目立たない矯正方法としてほかに、歯の裏側にブラケットを付ける「舌側矯正」があります。
しかし、舌側矯正には「歯磨きがしにくい」、「滑舌が悪くなる」などのデメリットがありました。
インビザラインの場合、これらのデメリットを解消することができます。

治療に使うマウスピースは、いつでも簡単に自分で着け外しができます。
歯を磨く時は取り外してこれまで通りブラッシングすることができますし、マウスピースも洗浄することができるので清潔に保つことができます。
食事中も外していられるため食べ物が装置に挟まるようなこともなく、ワイヤーを使ったこれまでの方法に比べて虫歯や歯周病になるリスクが低いといえます。

マウスピースは薄く滑らかなため、装着中も口の中に違和感はほとんどありません。
ワイヤーを使用した治療法では口の中を傷つけてしまう可能性がありますが、インビザラインにはその心配もありません。
そして、治療時の痛みもこれまでに比べ軽減されています。
マウスピースはコンピューターシミュレーションにより設計され、複数制作されます。
これを段階的に交換していくため、一度に負荷がかからず痛みを少なくできるのです。
また、マウスピースはプラスチック製なので、金属アレルギーの方でも安心して治療することができます。

通院回数が少ないということもインビザライン治療のメリットの一つです。
2~3か月に一度程度の通院で済むので、クリニックが遠方の場合や忙しい人でも負担になりません。
治療期間は一般的な矯正治療と同じ1年~2年半くらい。
早ければ半年で終了するケースもあります。

「目立たない」「口内を清潔に保つことができる」「痛みが少ない」など、たくさんのメリットがあるインビザライン治療ですが、やはりデメリットもあります。
まず、一般的なワイヤー治療と比べ費用が高額になる点です。
最新技術が使用されているため、どうしても高くなってしまいます。

また、歯並びなどによってはインビザライン治療ができない場合もあります。
インビザライン治療を行う場合でも、必要に応じてワイヤーなどほかの装置を併用することもあります。